中島町の平石自治会長が全国表彰

全国自治会連合会長表彰を
受賞した平石会長(中央)

 10月に開催された、「令和5年度全国自治連合会北海道・札幌大会」で、中島町自治会長の平石栄二氏(87)が会長表彰を受賞。25日午後2時半、長野恭紘別府市長に報告をした。大平順治市自治委員会長が同席。
 地域の代表者として、概ね10年以上務め、功績が特に顕著な人に贈られるもので、5年度は、全国で99人、大分県から3人うち別府市から1人表彰された。
 平石会長は、平成20年から中島町自治委員となり、自治会長として活動。22年からは、市自治委員会西地区支部長、令和2年に同会幹事、4年度には副会長となり、同時に県自治会連合会理事にも就任した。平成30年度からは、別府市が推進する中規模多機能自治を実現するため、複数の自治会と多様な団体の人たちが連携をして地域の課題解決を目指す「山の手ひとまもり・まちまもり協議会」を市内トップで立ち上げ、協議会の会長としても活動。地域活性化のため、地域の若い人たちでデジタル推進クラブを立ち上げてスマホ教室を開催したり、地域の交通安全のために指導旗をPTAに寄贈したり、3世代で参加できる盆踊り大会など、地域住民の交流と安全安心のため、尽力している。
 平石会長は「皆さんのおかげです。小さな努力の積み重ねが今日に至っていると思います。自治会活動は、難しいこともありますが、楽しくやるのがモットー。今後も、市政の発展や地域住民のために、もう少し頑張ろうと思っています」とあいさつ。
 長野市長は「平石会長のように地域のために頑張っている姿を見て、住民も頑張ろうとなると思う。まだまだ、現在進行形で頑張ってほしい」と労った。