「ちはら21」栄光園にXマスプレゼント

栄光園にXマスプレゼント
赤嶺社長、安西恵子施設長、赤嶺里歩さん、
加藤千恵子さん(右から)

 年末恒例となった「ちはら21」=赤嶺リサ社長=のチャリティーゴルフコンペは、去る11月26日(いい風呂の日)コロナ収束も手伝って常連筋を主体に、総勢180人が集まってプレー!。「ちはら」の年末チャリティーの趣旨に賛同した参加者が次々にチャリティーボックスに寄金、総額62万9千円の浄財を得た。クリスマスの25日にチャリティースタッフは赤嶺社長、娘さんでチーママを勤める里歩さん、加藤千恵美リーダーらが南荘園の社会福祉法人乳児院栄光園を訪問。安西恵子乳児院施設長に手渡した。
 「ちはら」の年末チャリティーは2004年、新潟中越地震当時、被災地の乳児園の育児生活物資の困窮を知り、チャリティーをスタート。その後、毎年末欠かさず、賛同者に呼びかけ浄財を募り、来場者相互の融和親睦を図るゴルフコンペを重ねてきた。当初は市内各児童福祉施設を対象にしたが、0歳から2歳児までの乳幼児を引き受ける県内唯一の栄光園を主体とするようになった。今年21回目の開催となった。
 「ちはら」のチャリティー寄金は開催から総額、約1千6百万円にのぼる。コンペの開催記念品などはすべて赤嶺さんの“手出し”。開催の趣旨に賛同した県内有名企業や個人が協賛を申し出てビッグなコンペにと「成長」を続けている。
 浄財を受けた乳児院栄光園は現在施設を改築中で来年3月末には完成の予定。安西施設長は「これまでたくさんのご寄付をいただいています。子ども達の育成のため有意義に使わせていただきます」とニッコリ。栄光園は終戦直後の昭和27年に戦災孤児の養護収容施設として開園、別府駐留のアメリカ陸軍の将兵による寄金が大きな開設資金となった。開設70年の歴史を刻み込んでいる。