別府警察署が感謝状を贈呈

21日に感謝状を受け取った2個人、2団体
26日に感謝状を受け取った6個人、10団体

 別府警察署(後藤久典署長)は21、26日、少年警察ボランティア永年協力者、詐欺被害防止功労、犯罪捜査・交通安全活動などに貢献したとして感謝状を贈呈した。
 ▽21日午前9時10分から、別府署会議室で実施。感謝状は後藤署長から4人に贈られた。受賞者は▽警察本部長感謝状(少年警察ボランティア永年協力者表彰、署長伝達)=井上博さん(73)、松川昌幸さん(70)▽警察署長感謝状(詐欺被害防止功労)=原史枝さん(40)、小笠原咲希さん(26)―の4人。小笠原さんの代理として、上司の加藤ゆりえ店長(31)が出席。
 井上さん、松川さんは、永きにわたり少年警察ボランティアとして少年の非行防止や健全育成のための活動に尽力。原さんは5日夕方、自身が勤務するコンビニで来店客に対する的確な対応により詐欺被害を未然に防止。小笠原さんは11月27日夕方、コンビニに副業名目の特殊詐欺で電子マネーの購入に来た高齢男性に声かけをして、特殊詐欺被害を未然防止。
 後藤署長は「井上さん、松川さんは10年以上の永きにわたり活動していただき、ありがとうございます。これからも引き続き、少年の健全育成のために活躍するようお願いします。原さんらのおかげで、反社会的集団に渡る資金源を断つことができました。これからもよろしくお願いします」と話した。
 ▽26日午前10時から、警察業務への支援などに多大な貢献をしたとして6個人10団体に対して感謝状を贈呈した。
 それぞれに感謝状を手渡した後藤署長は「別府警察署のこの一年間の警察運営に対して、市民の皆さんからご協力いただき、本当にありがとうございました。来年につきましても別府署は別府市の安全と安心を確保するために頑張ってまいりますので、これまで以上のご協力をどうぞよろしくお願いします」と話した。
 同日の感謝状が贈呈された個人・団体は、次のとおり。(敬称略)
 【個人】▽総務業務に対する貢献=大野正光(75、自営業)▽留置管理業務に対する貢献=本城淳一(53、自営業)、大野清人(64、自営業)、加藤文彦(59、自営業)▽犯罪捜査に対する貢献=酒本貞昭(77、医師)、工藤亮(50、医師)
 【団体】▽留置管理業務に対する貢献=株式会社セスナ(野上信二代表取締役社長)▽地区住民の安全安心に対する貢献=鶴見地域防犯パトロール隊(齋藤哲隊長)、石垣西6丁目自首防犯パトロール隊(石田慶喜隊長)▽犯罪捜査に対する貢献=合同会社ほらや(河野寛明代表)、株式会社ライラック九州セブン―イレブン別府新宮通り店(岡部孝徳代表取締役)、亀の井タクシー株式会社(山口巧代表取締役会長)▽検視業務に対する貢献=独立行政法人国立病院機構別府医療センター(矢野篤次郎院長)▽交通安全活動に対する貢献=別府地区二輪車普及安全協会(牧保会長)▽災害警備訓練に対する貢献=大分県建設業協会別府支部(和田修支部長)、株式会社安部組(安部勉代表取締役社長)