令和6年が穏やかにスタート

八幡朝見神社で初詣をする参拝者ら=1日午前

 令和6年の幕開けは穏やかな好天に恵まれ、1日の八幡朝見神社は多くの初詣客が訪れていた。今年も市立別府西中学校のグラウンドを臨時駐車場とした。
 家内安全、交通安全、商売繁盛、恋愛成就などを祈念して参拝したあと、破魔矢・熊手・お守りなどを買ったり、おみくじを引いたり、家族などで記念撮影をしていた。また、久しぶりに帰省した友人と一緒に初詣をしたり、久しぶりの再会を喜ぶ姿などがあった。
 家族で参拝していた自営業の牧保さん(88)=別府地区二輪車普及安全協会長=は「今年は事故が無い一年になってほしい。また昨年より一歩、大きな一歩でも小さな一歩でもいいから前に進みたい」と話した。
 八幡朝見神社の神日出男宮司は「八幡朝見神社の拝殿の天井には『龍』が描かれている。龍は空に昇ることから、今年は、皆さんが上昇する年になってほしい」と述べた。
 今年の干支は「辰」。十二支唯一の想像上の生物で、古代から「超自然的な力の象徴」とされている。