重体だった74歳男性が死亡

高齢男性と衝突した軽四自動車
事故が起きた汐見町の市道交差点

 別府警察署は5日、同日午前6時54分ごろに起きた交通事故で意識不明の重体だった男性の死亡を発表した。
 男性は、春木の会社員、近藤信幸さん(74)。14時間57分後の午後9時51分、急性硬膜下血腫と脳挫傷で死亡した。
 軽四自動車を運転していたのは、上人南の会社員、河野鈴代さん(65)。交通事故は国道10号と国道500号の交差点から西側の市道交差点。軽四自動車が国道500号から市道に右折した際、道路上にいた近藤さんと衝突した。
 この事故の前に、同所付近で近藤さん運転の軽四と歩行者との交通事故が発生していた。
 別府署は10日までの5日間、警察署長名の交通非常事態宣言を発令し、重大事故に直結する速度違反や横断歩行者妨害などの交通指導取り締まりを強化する。