北部中吹奏楽部が義援金を寄託

演奏会で募った義援金を
別府市に寄託した

 別府市立北部中学校(太田悟校長)の吹奏楽部(山本きらら部長、12人)が、令和6年能登半島地震の義援金5万円を9日午後4時、別府市に寄託した。
 市民楽団「ヤンモサウンズ・イン・ブラス」が4日に開催した「ファミリーコンサート2024」に部活動指導員が指揮者を務めている縁で、北部中吹奏楽部も出演。その際に、「能登半島地震の被災者のために、何かしたい」と会場で募金を募った。
 市役所に、山本部長(14)、相良弥葡副部長(14)らが訪れた。山本部長が「災害に遭った石川県の人に少しでも支援が出来たら、と思いました。熊本地震の時、石川県の人にも支援をしてもらったので、恩返しとして、少しでも支援になるように活動をしました。沢山の人が助かることを心から祈っています」。相良副部長も「1年でも早く、被災者の方や町や復興できればと思い、取り組みました。少しでもお役にたてればと思います」とそれぞれ話し、岩田弘副市長に義援金を手渡した。
 岩田副市長は「ずっしりと重い義援金をいただき、ありがとうございました。大切な義援金を、皆さんの心と共に石川県に届くことは、間違いありません」とお礼を述べた。