別府市は、16日午後2時45分市役所で、長年、民生委員児童委員として活動をしている倉田房子さん(82)=春木川地区=に厚生労働大臣表彰を伝達した。
倉田さんは、平成10年12月に民生委員・児童委員に委嘱された。以来、民生委員として地域の相談役として活動を続けている。平成19年に春木川地区民生委員児童委員協議会副会長、令和元年に同会長、3年から1年間は市民生委員児童委員協議会の会計も務めた。
長野恭紘別府市長が表彰状を伝達し「多年にわたり、大変な苦労があったと思います。昼夜分かたぬ活動が国から高い評価をもらい、受賞となったと思います。後進の指導、育成も兼ねてこれからもより元気に活動をしてください」と労った。
倉田さんは「なった時は、地域のことはよく分かりませんでしたが、生き甲斐になりました。歩いていても、いろいろな事が気になる。平成17年から始めたいきいきサロンはずっと続けています。来てもらうことで、健康になってもらえるようにやっていきたい」と話した。