中部ひと・まち協議会が防災食イベント

実際におにぎりを作って食べる参加者

 中部ひとまもり・まちまもり協議会(幸勝美会長)は17日午前10時、市社会福祉会館で、「楽しく遊んで学ぶ体験型防災食イベント」を開催。約60人が参加した。
 幸会長が「能登半島地震では、道路が壊れ、大事な水道の復旧も出来ていない。日頃から準備をするとよいものも含まれているので、参考にしてもらいたい」とあいさつ。
 大分県防災アドバイザーの明石佳子そなえちょこっとプロジェクト代表と中津市で活動する同プロジェクトの木本千代美さんがが講話。「そなえちょこっとプロジェクト」は、「ちょこっとでも備えちょかん?」との思いを込めて立ち上げた。様々な世代に向けて「ちょこっと」知っておくことと「ちょこっと安心」な身近な防災情報を発信している。
 木本さんがかかわる学童クラブで行った防災教室の内容などを紹介。地震や災害のしくみや、すぐ取り組める防災術を伝授。お湯を入れて振って数分待つだけで簡単に作れるおにぎりを実際に作って食べたり、クッキーやパンなどの防災食も体験。リサイクルトイレの利用方法などを学んだ。