春木保育園に絵本贈る

子どもたちと一緒に絵本を楽しむ荘田選手(右)

 別府競輪と日本競輪選手会大分支部は、地元レースで同支部の選手が優勝した際に、地元の保育園等に絵本を届ける事業を行っており、荘田竜斗選手(35)が優勝を飾り、15日午前10時、春木保育園(酒井恵利子園長、76人)を訪れて、絵本10冊をプレゼントした。
 荘田選手は、2010年にデビューし、現在はA級3班。今年1月30日から2月1日に開催された「別府けいりん第15回前節モーニング7第5回三洋産業杯FⅡ」に出場し、初日は1着、2日目は2着になったものの、最終日に再び1着となり、優勝した。
 寄贈したのは、別府競輪でオランダ杯を開催していることから、オランダ生まれのウサギのキャラクター「ミッフィー」の絵本。
 荘田選手が登場すると、4、5歳児15人が拍手で出迎えた。荘田選手は「優勝できたので、絵本を持ってきました」とあいさつし、絵本を手渡した。子どもたちと一緒に絵本を読んだり、競技用の自転車に乗せてあげたりして楽しく交流した。子どもたちからは、園歌と手作りメダルをプレゼント。「おめでとう」「また優勝して」と書かれたメダルを一人ひとりが首にかけ、荘田選手は「一生分のメダルをもらった。大切にします」とお礼を言った。