創価学会が東山幼小中学校に図書寄贈

子どもたちに図書150冊を寄贈した

 創価学会(原田稔会長)は11日午後2時、別府市立東山幼、小・中学校(吉田浩之校長)に図書150冊を寄贈した。同校の小学生は35人、中学生は15人(1・2年生)。
 創価学会は、1974年以来、山間地や離島などの地域、自然災害で被害を受けた学校に図書の寄贈を続けてきた。全国1361校に56万冊を超える本を贈った。大分県内には19校に約6千冊。東山は20校目で、来年度以降も5年間にわたり、毎年20冊を寄贈する。
 贈呈式では小・中学校の児童・生徒が出席。千布明宣創価学会大分総県長が「皆さんが生まれるずっと前から、全国の小・中学校に本をプレゼントする活動を続けてきました。自然豊かな東山の地で、勉強や運動に頑張っている皆さんに、少しでも喜んでもらえればと思います。本は、時代や場所を越えて、様々な体験をすることが出来ます。感動や思いやり、勇気を与えてくれます。世界中の幸せのために貢献できる人になって下さい」とあいさつ。
 小久保俊男創価学会副会長・大分総県総合長が、児童・生徒の代表に目録を手渡した。
 児童・生徒を代表して、宮園脩生徒会長(14)が「ステキな本を贈っていただき、ありがとうございました。私は普段あまり本は読まないのですが、新しい本をいただき、読んでみたい気持ちになりました。大切に活用します」と謝辞。吉田校長は「昨年は、一番本を読んだ子は、年間約500冊でした。大切に使わせていただきます」。長野恭紘別府市長も「自分自身がよりよい学校生活を送れるように、本を活用して本から様々な体験をして下さい」とそれぞれお礼を述べた。