別府市議会の令和6年第1回定例会

 別府市議会は、予算決算特別委員会(吉冨英三郎委員長)を13日午後1時、個人質疑を再開した。
 重松康宏氏(公明党)は、「みんなでつくる健幸のまちべっぷ」に要する経費について、概要を質問。
 和田健二健康推進課長が「活動量計またはアプリで歩数を図り、体組成計で見る化し、意識変容、行動変容を図るもの」と説明。
 重松氏は「歩く楽しみの他、ポイントを貯める楽しみもあると思う。来年度の取り組みは」と重ねて質問。
 和田課長が「5月頃より新規参加者募集する。健康セミナーなど楽しんで参加できるものを企画している」と答えた。
 重松氏は、自治体情報システム標準化などもついても質問した。
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 安部一郎氏(自民新政会)は、持続可能な観光地づくりについて「成果物をどう役立てるのか」と質問。
 牧宏爾観光課長が「観光4本柱の政策と共に、観光の実態や課題共有を行う場を設け、意見交換や協議を行う。全産業に分析結果に基づく波及を図るための勉強会などを行う」と答えた。
 安部氏は「待ち望んだ施策。成果物をよりよく利用するため、別府市の観光はこうあるべきというのを作るべき」と指摘した。
 牧課長は「目指すべき方向性は、総合戦略の中に記している」と述べた。共同温泉などについても質問した。
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 森裕二氏(ビーワンべっぷ)は、別府市が開発した公式ウェルネスLINEアカウント「湯プリ」について「なぜ、ラインアカウントなのか」と質問。
 牧課長は「汎用性と登録の用意さ。市民一斉大計測会のデータを反映して、個々人に合った温泉を提案する。市営温泉7施設とモニターツアーを行った4施設で、6年度は、施設数を増やしていきたい」と答えた。
 森氏は「しっかり研究して、使ってもらえるシステムにしてほしい」と要望した。また、体育振興や幼稚園の施設整備などについても質問した。
 個人質疑は14日にも行われ、4人が様々な分野で質問を行う。