別府市内13幼稚園(東山を除く)で15日、修了式が挙行され、401人が巣立った。
山の手幼稚園では第8回修了証書授与式が午前10時30分、隣接する山の手小学校多目的ホールであり、52人が新たな一歩を踏み出した。
教職員や保護者らの大きな拍手が響く中、園児が入場した。
修了証書授与式では、小林敬司園長が「おめでとう」と言いながら手渡すと、園児は元気よく「ありがとうございます」とお礼を言って受け取った。
小林園長が「この一年間、皆さんは毎日楽しい日々を過ごしてきました。ラクテンチへの遠足など、皆さんとの思い出がたくさんできました。お友達と一緒に力を合わせて頑張ったこともありました。きょう、修了証書を受け取る皆さんの態度も素晴らしかったです。4月には立派な小学校1年生になれると思います。皆さんが入学することを楽しみに思います」と式辞を述べた。
教育委員会告辞、祝電が披露され、保護者代表から祝品が園児に授与された。
最後に「お別れの歌・言葉」として、園児が全員でこの一年間の思い出などを披露。大きな拍手の中、園児が退場した。
式の最中、涙ぐむ園児もおり目頭を拭う姿もあった。保護者は子どもの晴れ姿を写真や動画で収めていた。