別府市子連運動会&レクリエーション

児童が留学生と
協力しながら行った「風船はこび」

 別府市子ども会育成会連合会(阿部美幸会長)は「第3回親と子の感動体験プログラム 令和5年度『別府市子連運動会&レクリエーション』」を17日午前9時30分、別府市西部地区公民館体育館で開催し、会員・家族・留学生(インドネシア、ネパール、アメリカ)の約100人が参加した。
 別府市子連会員とその家族が、スポーツを通じて心と身体の健康を増進し、会員相互や家族のふれあいを通じ、互いに交友と親睦を深めることによって子ども会活動の活性化と健康で明るい街づくりに寄与することが目的。
 運動会では、阿部会長が「オレンジの服を着たジュニアリーダーのお兄ちゃんやお姉ちゃん、シニアリーダーのお兄さんやお姉さん、緑の服を来たおいちゃんやおばちゃんが『みんなが楽しくしてくれるといいな』と思って考えたものです。チームのみんなと力を併せて勝利をめざして頑張ってください。お父さんやお母さんは子どもさんと一緒に楽しんでください。ケガをしないように元気に頑張ってください」。
 来賓の寺岡悌二市教育長が「阿部会長をはじめ子ども会の皆さんが別府市内の各地区での活動に尽力しており、子どもたちが心豊かに成長しています。英語を小学校から学んでいますので、留学生の方とたくさん話をする良い機会です。積極的に話をして、交流を図ってください」とそれぞれあいさつ。
 扇山の齊藤和麻さん(鶴見小4年)が力強く選手宣誓をし、運動会がスタート。
 参加者は赤・青・緑に分かれて、フラフープリレー、風船はこび、追っかけ玉入れ、借り物競走、ひっくり返し対決、リレーで対決。子ども、保護者、留学生が協力し笑顔で競技をした結果、緑組が優勝した。
 昼食休憩後、ジュニアリーダーによるレクリエーションが行われ、交流を深めた。
 市子連は、令和元年度まで「親と子のオリエンテーリングの集い(冬だ!わくわく広場INおじか&城島)」として42回実施し、留学生との1泊2日の交流は9回実施。2年度は新型コロナのために中止。おじかの宿泊研修ができなくなったため、3年度から「親と子の感動体験プログラム」に解明し行事を実施。今年度で通算45回目の開催となり、就学生との交流は通算11回目となった。