地域ふれあいミュージックフェスタ

平石さん(左)と山田さんが
息の合った連弾を披露
別府鶴見丘高校吹奏楽部が
歌って踊ってのステージで楽しませた

 山の手ひとまもり・まちまもり協議会(平石栄二会長)は、第2回「地域ふれあいミュージックフェスタ」を17日午後1時半、市公会堂で開催した。野口、青山、西の各地区青少年育健全育成協議会と合同開催。音楽文化を地域コミュニティにつなぐのが目的。
 はじめに、甲斐直彦実行委員長が「以前に野口地区の行事として毎年行われてきましたが、コロナで中断し昨年は復活して、今年は、山の手ひと・まち協議会の主催となりました。我々の生活に音楽が深くかかわりを持ち、我々にとってなくてはならない存在であると再確認され、子どもたちのため、若者たちのため、私たちの輝く未来を約束する催しとなることを祈念します」とあいさつ。来賓の岩田弘副市長が祝辞を述べた。
 演奏会では、平石咲花さん(明星小学校6年)と山田真央さん(中部中学校1年)がピアノ演奏を披露。2人は、同じピアノ教室に通っており、昨年は、ともにソロ、連弾でピティナコンペティション全国大会に出場するなど、活躍をしている。お揃いの衣裳で登場し、はじめに「花は咲く」を連弾。平石さんが「ロンド・カプリチオーソ」、山田さんが「バガニーニによる大練習曲第5番より『狩』」をそれぞれ披露し、最後に2人で「くるみ割り人形より『花のワルツ』」を連弾した。時に優しく、時に力強く流れるような見事な演奏に、会場から大きな拍手が贈られた。
 引き続き、県立別府鶴見丘高校吹奏楽部が演奏。部活の社会貢献活動の一環として、地域活性化や社会奉仕活動に取り組んでおり、部員約50人が参加。「365歩のマーチ」や「銀河鉄道999」「アイドルなど9曲を演奏。演奏だけではなく、歌や踊りも交えて、エンターテインメント性あふれるステージで楽しませた。