全体適正を常に意識
総務部は、総務課や職員課など全体に関する事務全般を担う部署。「局所的な思考にならず、常に全体適正を意識するようにしています」と言う。
正規職員の数は減少しており、現在では非正規職員が上回っている。「組織の要は、人。人材を確保するだけではなく、人づくり、人材育成に取り組むことが重要。非正規の処遇改善にも取り組んでいます」と話す。
近年では、働き方改革やワークライフバランスなど、仕事と私生活のバランスを取ることの重要性も言われている。「働きやすい職場づくりをしていきたい。人と組織が共に成長していくことが大事だと思う」と語る。
また、今年度から、定年が1年延長となり、部課長等は役職定年となるなど、変化の年でもある。「退職を希望する先輩職員の方々が思ったよりも少なく、引き続き一緒に仕事が出来ることは、ありがたい」。
生まれも育ちも別府市。宮崎大学教育学部を卒業し、宮崎県内で公務員になろうとも考えたが、別府に戻って、平成5年に別府市入り。平成29年に秘書広報課長、令和3年に産業政策課長、令和5年からは職員課長を歴任した。
「職員課には3回配属されているのですが、2回目の時に大分市にある大分県自治人材育成センターに派遣されていた時のことが思い出に残っています。県や他市の職員と一緒に仕事をしたことで、別府を外から見ることが出来ました。県や他市の働き方、考え方、たくさんのことを吸収できた時間でした。いろんな面で、よい刺激をもらいました。今でも、その時の仲間とは交流があります」と振り返った。
趣味は、「以前は綱引きをやっていたのですが、今は、子どもたちが陸上をしているので、陸上の経験はないのですが、ユーチューブで研究したり、子どもたちの大会などを観に行って家族で陸上の話をすることが楽しみです。車も好きなので、ミニカーを集めて眺めたりしています」と笑顔で話す。妻と2女、1男で、南荘園町在住。