餅ケ浜保育園5歳児がフィールド保育

バックヤードで商品と届けるまでの仕事を見学した

 餅ケ浜保育園(彌田昌克園長)は18日午前10時、ゆめタウン別府とタイアップして“フィールド保育”として、日頃見ることが出来ないバックヤードなどでの仕事を見学した。5歳児6人が参加。
 同園は、主体的に行動できる子どもが育つように保育を行っており、コロナ禍を経て、別府市にある社会資源を保育に活かそうと、「フィールドワーク」ならぬ「フィールド保育」を開始。
 今回、ゆめタウン別府の協力で、スーパーマーケットの仕事を実際に見て、体験した。板場勇太ゆめタウン別府食品次長の案内で、まずは店内見学。野菜、魚、肉、惣菜の販売コーナーを見て回った。同じ肉でも用途に合わせてカットを変えたりしているなどの説明を聞きながら、子どもたちは興味深そうに見ていた。
 バックヤードでは、普段見ることが出来ない場所に大喜び。ヘアキャップをつけて肉をスライスする場面や野菜を自動でラッピングする機械を見たり、ハマチを捌くのを見たりなど、商品が店頭に並ぶまでの仕事を楽しみながら学んだ。
 幸松遼賢さんと藤原佑真さんは「面白かった」「帰ってママやパパ、妹に教えてあげたい」などと笑顔で話した。