別府市は、昨年9月から実施している「旅」と「学習(スタディ)」を組み合わせた「たびスタ」の取得日数を増やすなど、拡大をしてより使いやすい仕組みにする。
観光業に携わる人が多い別府市で、平日に家族旅行を推奨し、平日の閑散期への観光需要のシフトによる地域経済の活性化を目指す取り組み。「たびスタ」を利用する児童・生徒は、学校では「欠席」扱いせず、学習のフォローアップを行っている。今年3月までの7カ月間で延べ1058人の利用があった。
2月に保護者アンケートを実施。結果を受けて、取得日数は3日から4日にし、対象範囲を市内での旅行にも適用する。
また、学校への申請が取得日の5日前でとしていたが、家庭事業などを考慮して、前日まで受け付けることにした。