武者行列や手筒花火

愛知県三河地方に伝わる手筒花火が花を添えた

 第37回「きつきお城まつり」(実行委員会主催)が5月5日午前9時半、城下町一帯で開催された。
 酢屋の坂ステージで杵築城太鼓の呼び出し太鼓で幕を開け、ステージでは芸能文化発表会、書道パフォーマンス、ダンスフェスなどが行われ、周辺では、飲食ブースの他、大原邸では江戸千家呈茶席、能見邸では子ども対象の陣羽織体験もあり大勢の人で賑わった。
 また、杵築藩火縄砲術隊による火縄銃の実演、武者行列を迫力ある決戦が行われ、訪れた人たちは写真を撮るなどして迫力ある演武を楽しんだ。
 午後7時からは、市立杵築小学校グラウンドで、愛知県三河地方に伝わる伝統手筒花火が開催された。杵築青年会議所(浅井佑太理事長)の40周年記念行事。杵築藩の藩主である松平家は、三河の国能見村(愛知県岡崎市)の出身。ゆかりのある愛知県の豊橋と豊川で続けられている手筒花火を招聘。それぞれ保存会があり、2つの地区がコラボするのは、九州初。
 手筒花火は、約460年前に始まったと言われている。約10㍍の火柱が上がる中、筒を持った人たちが火の粉が降りかかることも厭わず、力強く花火をあげた。さらに、昭和43年に愛知県指定無形民俗文化財となった「豊川進雄神社の奉納綱火」も披露され、成功するたびに大きな拍手が送られた。