外国人客に「別府を楽しんで」

近隣の飲食店の情報などを掲載した
交流体験リーフレットを
チェックイン時に手渡している

 別府温泉杉乃井ホテル(鞍馬達也総支配人)は、海外からの宿泊客に向けて、地元の飲食店との日本語コミュニケーションの一助になればと交流体験リーフレット「Beppu SUGINOI HOTEL FOODIE MAP」を作成した。
 外国人宿泊客の連泊需要が高まっていることから、ホテル内のビュッフェだけではなく、地元の飲食店にも足を運んでもらいたいと企画した。範囲は「ホテルから歩いていけるところ」。館内巡回バスで第5駐車場まで行ける。
 マップには、焼き肉やお蕎麦、ラーメン、鰻など7店舗を掲載。駐車場から徒歩で何分ぐらいかや、座席数、支払い方法などの情報もあり、分かりやすい。また、入店時の予約をしている場合と、していない場合の声のかけ方、おすすめのメニューの注文の仕方などを英語で説明。
 さらに、JR別府駅との間のシャトルバスの運行時刻表や、駅構内の観光案内所「ワンダーコンパスベップ」の紹介もしている。チェックインの際に手渡している。
 ホテルでは、今後も掲載するお店を増やしていき、多くの人に地元グルメを楽しんでもらいたいとしている。