日出町防犯協会連合会が定期総会

令和6年度の活動などについて審議をした

 日出町防犯協会連合会(会長・本田博文町長)は、令和6年度定期総会を8日午前10時過ぎ、町中央公民館で開催した。約80人が出席。
 本田町長が「特殊詐欺は全国的に発生しており、日出町でも60代の人が投資詐欺にあった事案があります。犯罪防止には、粘り強い取り組みが必要です。地域に根ざした活動で、犯罪のない社会づくりに協力をお願いします」とあいさつ。
 赤峰俊彦杵築日出警察署長は「県内では、窃盗などの刑法犯が昨年よりも増えています。特殊詐欺は、全国的にも多く、県内でも多くの人が被害に遭っています。これからも地域の安全のための活動を皆さんの協力で進めていきたい」と述べた。
 議事に入り令和5年度の事業・決算・監査報告、令和6年度事業計画案・予算案を審議、承認した。今年度も、町内の新入学児に「いかのおすし」クリアファイルや文具セット、幼稚園の入園児に「いかのおすし」身長計を贈呈。新中学生には、自転車のワイヤー鍵等を贈呈することにしている。また、振り込め詐欺被害防止の啓発活動や広報誌づくりなどを行う。区長会が設置した防犯カメラの運用を連合会が行うことも報告した。
 総会終了後、福田雄一郎杵築日出警察署生活安全課長が、館内の犯罪発生状況や特殊詐欺の最近の手口への注意などの講話を行った。