日出町で「城下かれい祭り」始まる

特設ステージで行われた
オープニングセレモニー
「大きくなって」とマコガレイの
稚魚を放流した

 第39城下かれい祭りが11日から、日出城址周辺で開催されている。町制施行70周年及び第43回全国豊かな海づくり大会~おんせん県おおいた大会~の協賛行事。12日まで。
 町立日出小学校に設置した特設ステージでは午前10時からオープニングセレモニーが行われた。実行委員長の本田博文町長が「皆さんに喜んでもらおうと、いろんな企画を準備しています。1日ゆっくり楽しんで下さい」とあいさつ。来賓の金元正生町議会議長と佐藤元彦大分県東部振興局長が祝辞を述べた。
 早朝から町消防団がついたお餅で餅まきをして賑わった。また、マコガレイ中間育成施設では、稚魚の放流があり、本田町長や子どもたちが2隻の漁船に乗り込んで、沖合で「大きくなって」と願いを込めて、稚魚を放流した。
 この日は、大分県無形民俗文化財の辻間楽や津嶋神楽、ひじまちアンバサダーのマーク・パンサーとRyuAmbeによるコラボライブ。日出港では午前11時からお魚つかみどり大会、二の丸館ではガイドと巡る歴史散策ミニツアーやはたらくくるま展示会、深見記念館では着物の着付けやお茶など、様々な行事が行われた。午後8時からは花火大会も予定している。
 12日にもライブショーやふるさとカルタ大会など。2日間にわたり、屋台やふるさとレストランなどグルメも楽しめる。