別府市と由布市にまたがる由布岳の山開きが12日、行われた。由布岳観光協議会が主催。雨が予想されていたため、行事は行わず、午前8時半から、記念品のポーチを千人に配布した。
曇り空で肌寒い朝となったが、訪れた人たちは杖を手に頂上を目指して、それぞれのペースで歩き、初夏の登山を楽しんだ。
由布岳は「豊後富士」と呼ばれ、毎年多くの登山愛好家が訪れる人気の山。四季折々に美しい風景を楽しむことができる。
午前9時半からは、由布市の佛山寺で安全祈願祭が行われ、別府市と由布市の関係者が出席した。足利能彦住職の読経の中、日置伸夫別府市観光・産業部長、米津康広由布市湯布院振興局長や由布市の職員らが焼香を行い、シーズン中の無事故を祈願した。