東部保健所管内で「ふれあい看護」

患者の協力で洗髪の手伝いをする鶴見丘の高校生

 5月12日は「看護の日」。12日から18日まで「看護週間」で、大分県東部保健所は13日から17日まで別府市、杵築市、日出町の20カ所の医療機関で令和6年度「ふれあい看護体験」を実施している。別府鶴見丘高校、別府翔青高校、杵築高校、日出中学校から73人が参加する。
 実際の医療機関で患者とふれあったり、看護師の仕事を体験することで、人をお世話することや看護について関心を高めてもらい、将来の看護師の就職促進を図るのが目的。
 13日午後2時、新別府病院で別府鶴見丘高校の3年生4人が参加。2人1組で看護師について、患者の洗髪や足浴を体験。ていねいに髪を洗い流して、患者が病室に戻る際に、歩行器がひっかからないようにコードを端に寄せたりと歩きやすいように思いやる姿も見られた。髪を洗ってもらった患者は「気持ちよかった。ありがとう」と笑顔だった。
 また、患者体験として、入院した設定で、看護師からどのような言葉や表情で接しられるとうれしいかなどを体験。車椅子に乗り、声をかけられて動かされる場合と、黙って移動したり停止するとどう感じるか、あらかじめ声掛けをすることの大切さなどを学んだ。
 松村純乃さん(17)は「普段体験できないことを体験できて、どのような対応をしたら良いのか考えることが難しかったです」。山下愛衣さん(同)は「いざ患者側になると、声かけや目線がどれだけ大切なのかということが分かりました」。阿部恭子さん(同)は「どういう行動をしたらどう感じるかを考えることができて、良い体験になりました」。高橋幸愛さん(同)は「患者さんに自分の気持ちやこれからする行動を伝え、そして伝えるだけでなく、理解してもらうことも大切だと知りました」とそれぞれ話した。