温泉でも対局楽しむ

名人戦の熱戦の様子を大盤解説で楽しんだ
九日天温泉では、温泉で
大盤解説を見た

 第82期名人戦七番勝負第4局別府対局の2日目の19日午前10時、別府市公会堂とビーコンプラザで大盤解説会が行われた。両会場合わせて、1150人が参加した。
 ビーコンプラザでは、中田功八段、髙﨑一生七段、伊藤沙恵女流四段が、公会堂では、北浜健介八段、村田顕弘六段、野原未蘭女流初段が解説を担当。プロ棋士の解説に、参加者は感心した様子で聞き入っていた。
 また、上田の湯町の九日天(くにちてん)温泉では、温泉地の別府市らしく、温泉に入りながら公会堂で行われている大盤解説会をモニターに映し出した。訪れた人たちは、のんびり温泉に浸かりながら、名人戦の熱戦を見入っていた。温泉から上がってからは、ぜんざいとお漬物が振る舞われた。