民生委員児童委員協議会と協議会総会

総会宣言を読み上げて、
活動への思いを再確認した

 令和6年別府市民生委員・児童委員総会が24日午後1時半、市公会堂で行われた。
 民生委員児童委員信条と児童憲章前文を読み上げ、物故者に黙とうを捧げた。全国社会福祉協議会長表彰などの伝達を行い、名誉会長である長野恭紘別府市長があいさつした。
 また、▽自らの役割を確認するとともに、人々の思いや状況を真摯に受け止め、住民の身近な相談・支援者としての活動をすすめる▽児童虐待防止や子育てサロンなどの活動に取り組む中から、子育て家庭の孤立を防ぎ、地域社会全体で子育てができる環境づくりをすすめる▽地域福祉活動の推進役として、関係機関・団体等と協働し、誰もが安心して暮らせる地域社会づくりをすすめる▽人権に関わる様々な問題への理解を深め、住民の立場に立って常に自らの活動を点検し、人々との信頼に基づいた活動をすすめる、とした総会宣言を読み上げて採択した。
 引き続き、令和6年度別府市民生委員児童委員協議会(高橋洋明会長)の総会が開かれた。高橋会長が「新型コロナが5類に移行し、我々の活動も広がっています。来年は改選期となり、担い手不足など様々な課題はありますが、地域共生社会の実現に向けて、いろいろな人と協働しながら進めることが大切。民生委員の意義と価値を再確認し、さらなる充実を目指してほしい。笑顔で安心して暮らせる地域社会の実現のために取り組んでいきましょう」とあいさつ。
 議事に入り、令和5年度の事業・決算・監査報告、6年度の事業計画案・予算案について審議、承認した。「我が事・丸ごと地域共生社会」の実現に向けた取り組みや、友愛訪問の実施、児童や高齢者の虐待防止など様々な取り組みを行う。