大分県人権養護委員連合会(石井久子会長)は令和6年度総会を5月24日午後1時30分、別府亀の井ホテルで開催し、県下から約140人が出席した。
石井会長が「皆さんには、人権啓発、人権相談など幅広い活動に尽力していただき、厚く御礼申し上げます」とし、今後の年齢制限などについてふれたあいさつをした。
法務省人権擁護局長感謝状、全国人権養護委員連合会長表彰が贈呈され、被表彰者を代表して太田博子さんが謝辞を述べた。
来賓の藤井正直・大分県生活環境部審議監兼人権尊重・部落差別解消推進課長(佐藤樹一郎大分県知事代理)があいさつし、岡部純子大分地方裁判所・家庭裁判所長、濱克彦大分地方検察庁検事正、井田雅貴大分県弁護士会長、中野孝生大分地方法務局長が紹介された。
石井会長を議長に議事に入り、令和5年度会務、収支決算、監査が報告され拍手で承認。令和6年度の事業(行事)として▽第1回県連こども人権委員会▽県人権啓発活動ネットワーク協議会―など30項目や予算が提案され、拍手で承認された。
役員改選があり、第2回理事会を経て、石井会長が再任、副会長に服部伴夫さん(杵築)、尾崎進さん(佐伯)、畔津憲一さん(日田)が新任した。
総会終了後、委員研修会として、弁護士法人德田法律事務所の德田靖之弁護士が講師を務め、「私と人権」をテーマに行った。