令和6年度「竹の教室」を開講

決意表明をする受講生代表の荒金仙英さん

 令和6年度「竹の教室」の開講式が4日午前10時、別府市竹細工伝統産業会館2階研修室で行われ、初級20人、中・上級21人が入講した。
 「竹の教室」は、大分県唯一の伝統的工芸品の「別府竹細工」の技術や文化、歴史を伝承し、後継者を育成することが目的。
 主催の市原祐一別府市観光・産業部産業政策課長があいさつし、講師の油布昌孝さん(中・上級)、大谷健一さん(初級、中・上級)が紹介され、それぞれあいさつした。
 受講生を代表して荒金仙英さん(63)=2年目=が「大分県で唯一、国の伝統的工芸品に認定されている『別府竹細工』は先人から受け継がれた貴重な資源であり、国内外の人々を魅了するものです。私たちも、別府竹細工の担い手として、その伝統を継承していきたいと思います。初心を忘れることなく、他の受講生徒とともに技術の向上と研鑽に努めてまいります」と決意表明した。
 開講式終了後、初級講座が始まった。
 初級は、毎週火曜日午前9時から午後3時で行い、月4回。今月から来年3月まで全40回。
 中・上級は、毎週水曜日午前9時から午後3時で行い、月4回。今月から来年3月まで全40回。