第63回歯と口の健康図画ポスターコンクール

別府市長賞などが授賞された

 別府歯科医師会(西林雄二会長)、別府市教育委員会(寺岡悌二市教育長)は「第63回歯と口の健康図画ポスターコンクール表彰式」を9日午前10時、別府市公会堂大ホールで開催し、38人が表彰を受けた。
 豊田隆雄・市歯科医師会副会長(会長代理、上人豊田歯科院長)が「4千を超える応募の中から、選ばれた皆さんの素晴らしいポスター、心からお祝い申し上げます。ここで2つのことを話します。虫歯は治りません。虫歯は永久歯を削って、治療では人工物で補う。元の状態に戻るのではなく、延命なのです。虫歯を簡単に考えないでください。2つ目は歯並び。舌の位置は常に上にあって、唇を閉じて鼻で呼吸をする。保護者の皆さん、口呼吸は顎の成長発育が弱くなるので、鼻呼吸をするようにしてください」とあいさつ。
 出席した来賓の市内の小中学校長が紹介され、代表して小林敬治別府市小中学校校長会長(山の手小学校)が「この作品作りを通して皆さんや周りの人が歯を大切にする生活を送ってくれることを願います。この受賞をきっかけに、ご家庭でも歯の大切さや健康の大切さなどを話題にしてください」と祝辞を述べた。
 続いて、豊田副会長らが小学校3989点、中学校17点の計4006点から応募があり選考し別府市長賞1点、別府市教育委員会教育長賞1点、別府市歯科医院会長賞7点、優秀賞29点に選ばれた小中学生に表彰状を贈った。