ジャガイモ堀り初体験に大歓声

菜園でメークイン30㌔を掘った

 認可保育園亀川保育園(高橋洸音園長)の年長組5人は6日、保育園近くの菜園でジャガイモ(メークイン)堀りを体験した。
 曇りながら穏やかな野外活動日和の午前10時、保育士2人と一緒に菜園に集まった園児5人が集まり、菜園主と元気なあいさつを交わした後、畑の中へ移動した。
 ジャガイモが植わっている場所に事前に目印の棒が建てられており、園児は目印の棒をめざして一斉に芋掘りスタート。移植ごて土を掘ると大小のジャガイモが連なった姿を現し、園児たちは歓声を上げながら次々に掘り起こした。
 全員が初めての芋掘り体験で、土の中に埋まっているジャガイモの姿など見たことのない光景に大喜びした。予定されていた範囲で約30分掘り、約30㌔㌘を掘って終了した。
 掘り上げた一部のジャガイモは、同園の給食と5人の園児のお土産用として持ち帰った。
 園児は、1本の茎に大小のジャガイモが多く連なっている姿に驚いており、自分が掘り上げたジャガイモの大きさを他の園児に自慢げに披露していた。またダンゴムシやミミズの動きにも興味深く注視していた。
 高橋園長は「芋掘り体験は、なかなか経験できない貴重な体験をさせていただきました。収穫したジャガイモを給食で他のクラスの園児たちも食べることができ、大変良い食育となります」。
 菜園主は「自分で掘ればいとも簡単に終わる作業ですが、菜園が保育園の近くにあり、子どもたちに野菜栽培の現況や食育の一環でいろいろな体験をしてもらいたかった。園児のはしゃぎ姿に満足しました」とそれぞれ話した。