令和6年度の救急医療週間の行事

レサシアン人形をおいて実践形式で
「胸骨圧迫」を行った

 別府市消防本部警防課は「小中学校を対象とした救急入門コース講習」を9日午後1時20分、別府市立別府西中学校で開催し、2年生162人が参加した。
 同課員5人が講師を務め、心肺蘇生の手順とポイントを説明した。
 手順は①安全を確認する②傷病者の反応を確認する③応援を呼び、119番通報をしてAEDを手配④普段通りの呼吸があるかの確認⑤胸骨圧迫⑥人工呼吸⑦AEDの使用。救急隊員と交代するときや、傷病者に普段どおりの呼吸が戻って呼びかけに反応したり、目的のある仕草が認められたときは心肺蘇生を一旦中止するが、AEDの電極パットははがさず、電源も入れたままにする。
 続いて、生徒全員が順番にレサシアン人形を使って胸骨圧迫を体験した。