
大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)と大分県立別府翔青高校(小幡英二校長)は1日午前10時、みらい信金本店で地方創生にかかわる包括連携協定を結んだ。同金庫が高校と協定を結ぶのは、初めて。
両者がもつノウハウや情報を活用して、様々な分野で連携強化をすることで地域の活性化を図るとともに、将来の地域を支える人材を育成し、地域の発展に寄与するのが目的。
森田理事長と小幡校長が協定書に調印。小幡校長が「100年以上にわたり、地域の発展に貢献してきたみらい信金と協定を結べるのは、光栄。翔青は、来年入学生から3学科体制に移行します。急速に変化する社会の中で、自ら課題を見つけ、解決する力が求められている。これからも、探求に力を入れていきたい」。
森田理事長は「どういった夢を持つかが重要で、あわせていい情報をたくさん吸収することが大切。夢を持てるような連携を考えて取り組んでいきたい」とそれぞれあいさつした。
今後は、地方創生に資する探究的教育活動や、観光・インバウンド需要に関すること、地域イノベーション創出、金融リテラシー教育、地元企業との交流などに関することに取り組む。
