
白バイ10台などが参加した

県民へのメッセージを読み上げた
「令和7年おおいた冬の事故ゼロ運動」の出発式が11日午後5時、別府警察署駐車場で開催し、約70人が参加した。
駐車場に大分県警察本部交通機動隊、別府警察署員、大分県立別府翔青高校自転車競技部らが整列、大分県交通安全協会別府支部、別府市などが出席した。
首藤圭大分県生活環境部長が「今回、より広く県民に交通安全の意識を伝えたいということで、県庁を飛び出して別府警察署で開催することとなりました。今年度の交通事故状況は、重傷負傷者数、死亡者数が増えています。昨日の時点で38人が亡くなっています。昨年に比べて14人多く、約1・6倍。5年前は43人が亡くなっております。別府警察署管内で令和4年に発生したひき逃げ殺傷事件の容疑者が一日でも早く検挙されることを祈っています」。
羽田優一別府署長が「死亡者が大幅に増加しています。特に11月には6人もの尊い命が失われて、おおいた冬の事故ゼロ運動が始まります。この時期は特に夕暮れ時、薄暮時の交通事故が多発する傾向にあります。運動の重点でも夕暮れ時と夜間の交通事故防止、『照(ショー)タイム』を推進。歩行者は明るい服装と反射材・ライトの活用、自転車や車のドライバーは、早めのライト点灯をお願いしていく。警察は悲惨な交通事故の絶無を期すため、この期間中は交通指導取締りと街頭活動の強化をしていく」とそれぞれあいさつ
田辺裕別府市市民福祉部長(市長代理)が「年の瀬も押し迫り、何かと忙しいこの時期は、交通量も増え、例年、事故も多く発生する傾向であります。お集まりの皆さん、事業所や団体の皆さんとともに『安全安心なまち別府』、そして『事故ゼロ運動』の普及啓発に向け格別のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします」と長野恭紘別府市長のメッセージを読み上げた。
大分県立別府翔青高校自転車競技部6人が前に並び、主将の杉本進之介さん(16)=2年=が「私たち別府翔青高校自転車競技部は、日ごろから競技として自転車に乗り、そのスピードの速さや転倒した際の衝撃のすごさを身近に感じています」
「そんな私たちから、伝いたいことがあります。自転車に乗る際は、自転車安全利用五則などの基本的なルールを理解し、守りましょう」
「来年4月からは自転車の交通違反に『青切符制度』が適用され、16歳以上である、私たち高校生にも適用されます。街でよく見かける携帯電話の使用・歩道での並進・一時不停止や信号無視は『青切符制度』の対象です。私たちも違反しないよう気をつけます。皆さんも違反をしないようにしましょう」
「そして自転車で交通事故に遭ったり、転倒したときに大ケガをしないよう、かぶろう、ヘルメット、大切な人のために。そして自分のために」と県民へのメッセージを読み上げた。
出発申告があり、パトカー2台、白バイ10台が警らに出発した。
式終了後、参加者は別府警察署前で交通事故防止の街頭啓発活動を実施した。
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交通事故防止呼びかける

活動をする県自動車整備振興会別府支部員
「冬の事故ゼロ運動運動」の一環で、大分県自動車整備振興会別府支部(尾倉重貴支部長)が11日午前7時45分、国道10号のレックスホテル(若草町)付近で街頭啓発活動を行った。支部員11人、別府警察署交通課員1人が参加した。
そろいの黄色い帽子を着用し、「全席シートベルト」「ダメ飲酒運転」「携帯電話運転中禁止」「守ろう交通ルール」などのプラカードを持ち、信号待ちの車のドライバーなどに注意を呼びかけた。
尾倉支部長は「1件でも違反や整備不良の車などが無くなればという願いから、全県で行っている。我々は自動車で生計を立てているので、私たちの活動を見て事故が無くなればと思う。ドライバーは車の維持管理をし、少しでも『おかしい』と感じたら専門知識のあるプロに任せてほしい」と話した。
