別府市「二十歳のつどい」に741人が出席

ビーコンプラザに集まり旧友との再会を喜んだ
二十歳代表誓いの言葉を述べる
帆足名津子さん
松井一さん

 別府市、別府市教育委員会は「令和8年別府市二十歳のつどい」を11日正午、ビーコンプラザレセプションホール・国際会議室で開催した。市内で今年20歳を迎えたのは、日本人の男女1027人、外国人571人の計1598人。内訳は男性790人、女性808人。うち男性383人、女性358人の計741人が出席した。
 陸上自衛隊第41普通科連隊音楽部の演奏で国歌斉唱後、長野恭紘別府市長が「自分を育ててくれた両親をはじめ家族の皆さん、地域の皆さんに一言でも良いのでお礼を伝えてください。皆さんはここまで、いろんな選択肢を選び経験をして、できるだけ笑顔の多い、どうせやるなら嫌なことをするのではなく、好きなことをやった方がいいと思います。仕事や人生を選ぶとき、自分の心が動かされる、心が揺さぶられることを追い求めて生きてほしい。自分が選んだ道をベストにする。選べるのは一つのみ。選んだ道がベストだと思えるように、今の自分自身のベストを尽くすだけ。これからいろんな選択をすると思いますので、何を選ぶかではなく選んだ道をベストにしてほしい」と式辞。
 来賓の小野正明別府市議会議長が「人口減少や物価の上昇、働き方の変化など、さまざまな課題に直面する一方で、デジタル技術の進歩や価値観の多様化による新しい挑戦や可能性が生まれる時代。変化の大きな時代だからこそ、一人ひとりの考えや行動が、社会や地域の未来に直結しています。これからは地域に暮らす皆さんの『協働』がますます重要になります。これからも地域の一員として、身近なところから関心を持ってください。若い世代の新しい発想や行動力、感性は地域に新たな活力をもたらします」と祝辞を述べた。
 佐藤樹一郎県知事の祝電が披露され、岩屋毅衆議院議員の祝電が紹介された。
 二十歳代表として帆足名津子さん=北部中学校出身、愛媛大学生=が「私の20年間は、沢山の人との出会い、そして多くの経験に恵まれた毎日でした。楽しかった日もあれば、とてつもない悔しさに耐えられなかった日、諦めた方が楽だと思うほど苦しい日もありました。しかし、このような日々の中で、一人では踏み出すことのなかった環境や景色に出会うことができ、そのすべてが今の私を作ってくれました。成長の機会を与えてくださった先生方や同じ時を過ごし支え合った仲間、そしてどんなときも私のことを信じ大切に育ててくれた家族には感謝の気持ちで一杯です」
「先日『誰の何のために時間を使うのか。いつ来るか分からないものに悔いを残さないために、今を精一杯楽しんでください』という言葉を残してくれた人がいました。今という瞬間を精一杯過ごし、堂々と自分を誇れるようになりたいと感じました。誰かのために自分を存分に活かしたいと力強く思います」と誓いの言葉を述べた。
 式典終了後、二十歳のつどい実行委員会企画として抽選会および各中学校の校舎や校舎内、中学校時代の教員からのビデオメッセージ上映があり、それぞれの卒業校がスクリーンに映し出されると歓声が起きた。
 式典前後の玄関前やエントランスホールでは、友人との再会を喜んだり記念撮影をする姿があった。
 冨田実来さん=市内在住、大学生=は「この一年、健康で勉学に励み、今まで通りの生活をする」。
 渡邉美玖さん=市内在住、大学生=は「いろんなことにチェレンジしたい。とくに大学の講義外の活動に力をいれたい」。
 また今年の箱根駅伝復路(3日)の8区を激走し所属大学、帝京大学のシード権獲得の原動力となり、18日に広島県で開催の都道府県駅伝に大分県代表に選出されている松井一さん=別府市出身、東京都八王子市在住=は「箱根を走ることは小さい時からの夢だったので、そこに出場できたのは純粋に嬉しい。今年は箱根をもう一回走ることと、出雲全日本などでエース区間を、そして区間賞を狙って走ります。目標は、現在大阪ガスで走っている3歳上の山中博生選手。自分が1年生のときに主将で相部屋でした。その先輩の背を追いながら区間賞をしっかり取れるような実力をつけて、その先にある区間新をめざしていきます」とそれぞれ目標を話した。