別府商工会議所昨年7~9月の景況調査

別府市内の景況調査を発表

 別府商工会議所はこのほど、7月から9月の企業景況調査を発表した。
 ▽売上高=DI(※DIとは、増加・好転などの回答割合から減少・悪化などの回答割合を引いたもの)値の総合は今期は前回より12ポイント悪化のマイナス5・3となり、来期(10月から12月)は9・3と14ポイント上昇する見通し。もの造りは今期9・1ポイントで来期も変わらず、卸・小売関連は今期20ポイントが来期はゼロに減少の見通しだが、サービス業関連は今期マイナス30・3ポイントから来期は15・2と予想している。
 ▽売上単価=総合で今期は16・0ポイントで来期は12・0、もの造りは今期27・3だったが来期は13・6、卸・小売関連は今期25・0が来期は5・0といずれも減少、サービス業関連は今期3・0が来期は15・2と増加が予想されている。
 ▽資金繰り=総合、もの造り、卸・小売関連、サービス業関連のいずれも今期はマイナス値で、来期は総合、サービス業関連はマイナス値、もの造りはゼロといずれも増加、卸・小売関連はマイナス値だが横ばいと予想している。
 ▽借入難度(手形割引含む)=総合、もの造り、卸・小売関連、サービス業関連のいずれも今期はマイナス値。もの造り、卸・小売関連は横ばいだが、総合とサービス業関連は悪化すると予想している。
 ▽収益状況(経常利益)=総合、もの造り、卸・小売関連、サービス業関連のいずれも今期、来期はマイナス値だが、総合とサービス業関連は増加、もの造りは横ばい、卸・小売関連は悪化すると予想している。
 ▽雇用人員(人出の過剰・適正・不足)=総合、もの造り、卸・小売関連、サービス業関連のいずれも今期、来期もマイナス値となり、不足が予想される。しかし総合は横ばい、もの造り、卸・小売関連は若干の回復が見込まれているが、サービス業関連は悪化が予想されている。
 ▽自社の業況判断=今期は総合、卸・小売関連、サービス業関連がマイナス値で、もの造りはプラス値。来期は総合は横ばい、もの造り、卸・小売関連は悪化、サービス業関連は好転が予想されている。
 今期直面している経営上の問題点として①仕入価格の上昇(52%)②売上が増えない(31%)③人件費などの経費の増加(29%)―となった。総合1位の仕入価格の上昇は前回と同様だった。
 現在進めているまたは今後進めていく経営改善対策として、前回調査の総合1位であった「売上高増加策」は回答率31%から41%と増加。前回2位の「販売単価上昇策」は29%から27%と減少。前回3位の「経費削減策」は25%と横ばい。
 参加したいセミナーのテーマだが、複数回答もあったことから「その他」を含む回答総数は102となり、「その他」をのぞく最も回答数が多かった項目は「販路開拓(補助金など)」で、回答率は21%だった。そのほかは順に、税務関係や経営革新(同数)、金融(融資制度)、人材育成、新事業開拓、労働問題となっている。