長野市長が消防署員の訓練を査閲

ロープブリッジ渡過を披露した
長野市長(前列中央)と消防署員13人が記念撮影

 第46回大分県消防救助技術大会(22日、大分市消防総合訓練所)の4種目に出場する別府市消防署員13人が20日午前9時、長野恭紘別府市長に訓練を展示した。
 日夜訓練に励んでいる出場隊員の救助技術の披露および士気の高揚、より一層の団結強化が目的。
 出場種目は、ロープブリッジ渡過、ロープブリッジ救出、はしご登はん、引揚救助。
 ロープブリッジ渡過は、地上7㍍の高さに水平に張られた往復40㍍のロープを渡る。往路はセーラー(腹ばい)渡過、復路はモンキー(仰向け)渡過でその安全確実性と所要時間で評価される。隊員がスタートの合図で、体をロープに水平になるようにしバランスを取りながら左右の腕でロープを掴みながら進んだ。
 ロープブリッジ救出は4人1組(要救助者を含む)で、2人が水平に展張された渡過ロープ(高さ7㍍)により対面する塔上へ進入し、要救助者を救出ロープに吊り下げてけん引して救出した後、2人が脱出した。
 はしご登はんは、訓練塔前5㍍の位置からスタートし、自己確保の結索を行った後、垂直はしごを15㍍登はんし、その安全確実性と所要時間を評価する。
 引揚救助は、5人1組(要救助者を含む)で2人が空気呼吸器を着装して7㍍上の訓練棟から塔下に降下し、要救助者の元に走っていき、塔下へ搬送する。その後、要救助者を4人で協力して塔上へ救出した後、2人はロープ登はんにより脱出した。
 訓練を視察した長野市長が訓示した。
 出場隊員の山地晃平・第1中隊第2消防係はしご隊員(21)=消防士=は「本日の訓練披露ですが、チーム一丸となって本番を意識した良い訓練ができたと思います。引揚救助は団体種目なので、チームワークを大切に、本番では今まで取り組んできた訓練の成果を存分に発揮します。またこの訓練を行う中で培った救助技術を、市民に還元していければと思っています」と述べた。
 長野市長に訓練を披露した隊員とタイムは、次のとおり。(敬称略)
 ▽ロープブリッジ救助(標準タイム1分15秒)=安部匠、山根知也両消防副士長、小野裕希、本田隆文両消防士(54秒04)▽ロープブリッジ渡過(標準タイム28秒)=秦俊之介消防士(28秒50)、倉橋海翔消防士(27秒85)▽はしご登はん(標準タイム24秒)=本田輝消防士(17秒82)、小川壱喜消防士(16秒81)▽引揚救助(標準タイム2分9秒)=河野蓮消防士、吉渡怜消防副士長、安部太介、山地晃平両消防士、安倍達也消防司令補(87秒48=1分27秒48)