夜の西光寺でコンサート

演奏する(右から)
フランチェスコ・パラッツォ氏(イタリア
国立バーリ音楽院アコーディオン科教授)、
ティツィアナ・ポルトゲーゼ氏(声楽家)

 福岡県の法人「うさどのあるとさぽーと企業組合」主催の「夏夜の音舞台」が7月25日午後7時、亀川中央町の「東照山西光寺」で開催し、86人がアコーディオンと歌声を聴いた。
 出演は、フランチェスコ・パラッツォ氏(イタリア国立バーリ音楽院アコーディオン科教授)、ティツィアナ・ポルトゲーゼ氏(声楽家)の2人。
 主催団体は、イタリアなど欧州は建物が石づくりで教会やトンネルでは音が反響する中で育った人の音楽と、日本の木と土などで生きてきた音に対する違いから、日本と欧州の音の成り立ちの違いは「響き」にあると考えた。そこでパラッツォ氏とポルトゲーゼ氏の2人に日本の音の響きを感じてもらおうとし、来別を要請した。
 はじめに、アコーディオン奏者の木下隆也さん、真理子さん夫婦が演奏。続いて、イタリア最高峰の歌声とアコーディオンが、日本の伝統が息づく舞台に、2人のイタリア人巨匠が登場すると、大きな拍手が起きた。至高のアコーディオンと天上の美声が文化を超えた響きが溶け合う、この夏限りの贅沢な「音舞台」に来場者は聴き入っていた。