人命救助功労者への感謝状贈呈

感謝状を受け取った(左から)日枝さん、高橋さん、小才さん

 別府市消防本部は3日、人命救助功労者3人に対して感謝状を贈った。
 受賞者は、自衛隊大分地方協力本部総務課総務班長の日枝茂喜さん(52)、マルショクやまなみ店長の高橋信成さん(57)、ササキコーポレーションの小才真司さん(57)。
 感謝状を贈呈した浜崎消防長は「皆さん方の的確な判断、そして迅速な行動により、お二人の命が救われました。その勇気ある行動に心から感謝をし、敬意を表したいと思います。別府市消防本部としても、この度のことを救命講習などで広く伝え、市民の更なる救命意識の向上につなげていく」と謝辞を述べた。
 日枝さんと高橋さんの功労は、今年6月7日、マルショクやまなみ店駐車場でうつ伏せに倒れている男性に救命措置を実施。日枝さんが倒れている男性を発見し、呼びかけに反応がなく脈も取れなかったため、その場で胸骨圧迫を開始。マルショクやまなみ店の高橋店長は119番通報と店舗に設置していたAEDの手配を行った。日枝さんがAEDによるショックを1回実施したところで到着した救急隊に引き継いだ。
 小才さんは今年7月4日、楠漁港の堤防から誤って海に転落し、沖合の防波堤に流れ着いた女性が手を振って助けを求めていることに気づき、ボートで防波堤に向かい救助。北浜ヨットハーバーで保護した後、119番通報し、到着した救急隊に引き継いだ。
 写真撮影、歓談終了後、救急救命士の資格を持つ日枝さんは「普段訓練でしていたことが、現場で行うことができたことに日ごろからの訓練の成果および民間の方々、地域の方々の役に立ったと感じています」。
 高橋店長は「お客さまは意識がない状態でした。そばに自衛官の日枝さんがいたおかけで、連携がうまくいき救助ができました」。
 小才さんは「最初は防波堤の上に乗っているのかと思いました。そこは歩いて行ける場所ではなく、泳いでいくか船で行くしかない場所でしたので、女性にたずねると『助けてください』と言われたので、躊躇せずボートを出して救助に行きました」とそれぞれ述べた。