立命館アジア太平洋大学秋入学式

民族衣装などを着て
入学式に臨んだ学生たち
新入生代表としてあいさつした
キンさん(手前)とショイリョソさん

 立命館アジア太平洋大学(米山裕学長、APU)は2026年9月入学式を25日午後2時半、APUキャンパス内のミレニアムホールで挙行した。日本を含む71の国と地域から596人(うち外国人留学生545人)が入学した。開学以来初めて、コンゴ共和国からの学生を受け入れた。
 米山学長が「自分と本当に異なる人々とうまく共に生きること、それは、世界がいま失いつつある能力です。皆さんは、これから4年間、ここに暮らしているというだけで意図せず、毎日それを練習することになります。世界を修復する人々は、状況を正確に観察し、そのうえで自分の手の届く部分から仕事に取り掛かる人です。APUへようこそ。共に学べることを、心から楽しみにしています」と式辞。
 来賓の佐藤樹一郎大分県知事が「皆さんはグローバルでありながらも、地域に根ざした大学に入学しました。このキャンパスでの多様な出会いと学びが人としての成長を促し、未来を切り拓く力を育ててくれるはずです」と祝辞を述べた。
 在校生代表の吉田瑚都さん(アジア太平洋学部3回生)が歓迎。新入生を代表してティリペ・キンさん(同、ミャンマー出身)が「一人ひとりのストーリーは異なり、それぞれ異なる背景や価値観を持っています。しかし今、同じように新たな挑戦のスタートラインに立っています。ここで得る知識、人とのつながり、育まれる価値観は、私たちの未来の礎となるでしょう」。ショマス・ショイリョソさん(大学院経営管理研究科、ウズベキスタン出身)も「隣に座る仲間たちは、未来を創るパートナーになると信じています。厳しい学業課題や自信を失う瞬間もあるでしょう。それでも、自分はここにいる価値があるということを忘れないで。自分を信じ、互いを支え合いましょう」とそれぞれあいさつをした。
 入学式終了後は、新入生歓迎イベントが行われ、学生団体のパフォーマンス、学生生活紹介などもあった。秋セメスターは10月5日から授業を開始する。