福井県のあわら温泉で活動していた2人の芸妓さんが別府に移り、本格的にお座敷文化の芸能活動を「再生」する。「まどか塾」と命名した。お母さんの、まどかさんは23年の芸歴。若い頃別府観光に来て知り合ったお店のママさんにスカウトされて、一時市内の料飲店でつとめた。このあと地元に戻り大阪の繁華街で店を構えたが芦原芸妓検番で修業を重ねた。月日が経ち、コロナ禍に見舞われ、再び別府への思いを募らせていた頃、旧知のママさんの誘いもあり、別府へ移ることになった。娘の「ひさ乃」さんが島田に裾引きで舞い、まどかさんが三味と唄で座敷を盛り上げる。声がかかれば座敷に上がる。
「お座敷文化まどか塾」では来る23日(木)午前10時から、コミュニティーセンターでプレゼンテーションを行う。問い合わせは090―2373―7673まで。