別府市は24日、令和3年の別府市11大ニュースを発表した。
定例記者会見で、長野恭紘別府市長は「毎年選定に悩むのですが、今年は11の項目をピックアップしました」と説明。「昨年に続いて、多くの規制を強いられる1年でした。そのような中、新型コロナワクチンの接種をはじめ、市民の皆さんの安心、安全を確保し、雇用や事業を守るための予算総額約13億円の計3度にわたる別府市独自の緊急対策を実施しました。こうして、今年を何とか踏ん張ることができたのは、医療従事者やソーシャルワーカーの皆さんをはじめ、全市民の皆さんの協力の賜物であり、心から厚くお礼を申し上げます」とした。別府市が選んだ11大ニュースは次のとおり。
▽公立小中学校の児童生徒1人1台端末の配備と高速ネットワークの整備=国のGIGAスクール構想や第2期別府市教育大綱に基づく、ICT環境の整備(3月)▽市内7地域の全てに「ひとまもり・まちまもり協議会」が設立=地域の未来を見据えた地域づくりの活動主体となる協議会が残り2自治区で立ち上がり、すべての地区で設立された(4月)▽市多世代交流健康増進複合施設「おひさまパーク」オープン=旧南小学校跡地に、中央保育所、南部子育て支援センター、南部地域交流センターの複合施設が完成(4月)▽市立別府西中学校の開校=旧山の手中学校と旧浜脇中学校の統合校として開校した(4月)▽明豊高校野球部センバツ甲子園準優勝・夏の甲子園出場=第93回センバツ甲子園で県勢では54年ぶりに決勝に進出するなど活躍した(4、8月)
▽東京2020オリンピック聖火リレー別府市内走行・東京2020パラリンピック聖火ビジット(別府おもいやりの火)=新体操日本代表として北京やロンドン五輪に出場した田中琴乃さんらが聖火ランナーを務めた(4、8月)▽新型コロナワクチン接種と市新型コロナ緊急対策=個別接種と集団接種の実施、PCR検査センターの設置、「べっぷみんなにエール券」及び「べっぷ帰ってきたエール券」発行など(5、6、11月)▽ラグビー男子15人制日本代表別府合宿実施=県内初の強化合宿を別府で実施(5月)▽別杵速見地域DX推進に関する基本協定の締結=別府市、杵築市、日出町で相互に連携協力をする協定を結んだ(10月)▽マーチング・カーニバルinBEPPU2021開催=「別府をマーチングの聖地に」をスローガンに、パレードやコンテストを行った(10月)▽新しい市営亀川住宅竣工=亀川、内竈、浜田の3つの市営住宅を集約して建て替えを行った(11月)