別府競輪CM「恋するケイリン」シリーズ

全国のローカルCMや地方PR動画の中から
大賞に選ばれ、授賞式が行われた

 別府競輪のCM「恋するけいりん」シリーズが、優れたローカルCMや地方PR動画に贈られる「ぐろ~かるCM大賞2021」で111素材の中から1点のみ選ばれる大賞を受賞。このほど、別府競輪場で授賞式が行われた。大分県からは、過去、臼杵市と大分県が選ばれており、3作品目。
 「ぐろ~かるCM大賞」は、今回で7回目を迎え、秀逸なローカルCMや地方PR動画を網羅的に取り扱うインターネットサイト「ぐろ~かるCM研究所」が主催している。2020年12月から2021年11月の間の同サイトにノミネートされたCMなどの中から、大賞を決定した。
 別府競輪場は、以前から競輪選手が出演して「別府競輪の男達」や選手が女装した「別府競輪の女達」など、ユニークなCMを展開しており、一環したコンセプトで制作されているCMが評価された。
 今回の「恋するけいりん」では、別府競輪場にデートで訪れたケイとリンの物語。第1話「耳に鉛筆」では、「わたし、競輪場、はじめてなんだ」というリンの耳には、赤い鉛筆が。初心者にもかかわらず、競輪にやたら詳しいリン。競輪と同じくらいハラハラドキドキのラブストーリーが展開されている。
 授賞式には、ぐろ~かるCM研究所の鷹野義昭所長、上田享別府市公営事業部長の他、リン役の松田莉奈さんが出席。鷹野所長から、表彰状と盾が渡された。
 鷹野所長は「2015年に、秀逸なローカルCMを紹介するサイトを立ち上げ、今年は111作品がエントリーし、別府競輪のCMを大賞としました。コミカルでユニークな取り組みをされており、継続的に続け、大いに発信力につながっていると思います。九州は面白い取り組みが多く、中でも大分県は、特別賞なども含めると5作品目となります」とあいさつ。
 上田部長は「競輪の魅力づくりのために行っていますが、新たな展開が多くの人に支持してもらえました。競輪ファンのみならず、多くの人に魅力を知ってもらい、社会貢献に取り組んでいきたい」とお礼を述べた。また、松田さんも「このCMに関わらせていただきたいとオーディションを受けて、年末にここでこういった賞を受けられたことをうれしく思います」と話した。