別府市は1日午後4時、ツーリズム別府大使にロックバンド「JUNSKYWALKER(S)」のリーダーとして活躍する森純太さん(56)を「ツーリズム別府大使」に委嘱。リモートで委嘱式を行った。ツーリズム別府大使は39人目。
森さんは小学校まで別府市で育ち、その後東京に。1980年に「JUNSKYWALKER(S)」を結成し、活躍。1997年にバンドを解散し、自主レーベル「BEPPU SPRING RECORDS」を立ち上げ、ソロ活動を始めた。2007年にバンドを再結成。多くのヒット曲を生み出す一方で、故郷の別府市のことを思い、一昨年11月には、自身のギターピックを販売するチャリティーを行い、浄財を別府市の観光振興のためにと寄付をするなどしている。
地元でのコンサートも行っており、3月26、27日に別府COPPER RAVENSでバースデーコンサートを予定している。
長野恭紘別府市長が委嘱状を読み上げ「リモートで委嘱式をすることになり、少し残念ですが別府を思い、活動してくれている姿を見るだけで、元気をもらいます。コロナ禍で音楽活動も大変だと思いますが、落ち着いたら、ますます活躍を期待しています」とあいさつをした。
東京の自宅からリモートで出席した森さんは「本当にうれしいです。小学生の頃に別府にいて、洋楽に出会ったという意味では、僕の音楽のルーツは別府にあると思っています。前回の寄付についても、ファンの皆さんに協力をしていただいた結果。沢山のファンに恵まれました。別府に感謝をし、今後も音楽活動を通して世界一の温泉のまち別府を広めていきたい」と笑顔で話した。
また、今回もピックチャリティーの浄財25万円を寄付した。