税に関する絵はがきコンクール選考

桧垣正喜さん、中村伸別府税務署長、
菅健一別府法人会長、安部直美同会女性部会長らが選考した

 別府法人会女性部会(安部直美部会長)は令和3年度「税に関する絵はがきコンクール」選考会をこのほど、別府商工会議所3階大会議室で開催した。優秀賞5点、奨励賞16点を決定した。国税庁、全国法人会総連合が後援。
 別府法人会の菅健一会長、渡邉浩司青年部会長、安部女性部会長、中村伸別府税務署長、原一孝別府税務署総括、国画会準会員の桧垣正喜さんの6人が選考した。
 租税教育活動の一環として、国の将来を担う子どもたちに税を正しく認識してもらうため、図工学習にも役立つ絵はがきコンクールを実施し、優秀な作品を表彰することが目的。
 別府税務署管内(別府市、杵築市、国東市)の小学校から応募があった261点から優秀賞5点、奨励賞となる別府税務署長賞1点、別府法人会長賞5点、別府法人会青年部会長賞5点、別府法人会女性部会長賞5点の計21点を選出した。
 なお、優秀賞5点については、大分県法人会連合会に送られる。
 昨年より応募数は82点増えており、杵築市立北杵築小学校、杵築市立護江小学校、杵築市立東小学校、国東市立安岐小学校から初めての応募があった。
 最後に、桧垣さんが「子どもたちが税金に関して、きちんと理解していることを絵から感じる。一生懸命、自分が理解したことを伝えたいという気持ちが分かります。文字を中心にしているもの、絵で訴えているものなどの作品がありました」。
 安部部会長は「コロナ禍の中、選考会を開催できるか心配していましたが、皆さんのおかげで出来ました。税務教育の必要性が感じられた一年で、青年部が行っている租税教室は、とても誇れるもの。その理解したものを絵はがきコンクールとして開催していることも誇りに思います」とそれぞれ話した。