大分県と大分市は9日、3432人のPCR等検査を実施し、大分、別府、臼杵、国東、日田、佐伯、中津、豊後大野、豊後高田、宇佐、竹田、杵築、由布の各市と日出、玖珠、九重の各町、県外の10歳未満から80歳以上の男女391人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
また、療養中の80歳以上1人が亡くなったことも合わせて発表。県内の死者は88人となった。さらに▽別府市内の幼児教育・保育施設▽佐伯市内の医療機関▽宇佐市内の幼児教育・保育施設▽大分市内の幼児教育・保育施設ーの4件のクラスター(集団感染)を確認しており、関係者の検査を進めている。
年代別では、10歳未満93人、30代58人、10代52人、40代44人、20代38人、70代31人、50代27人、60代26人、80歳以上22人。
経路別では、不明161人、家族156人、施設34人、知人16人、医療機関14人、県外6人、学校と職場各2人となっている。
別府市の感染者は28人。年代別では、10歳未満と30代が各5人、40代と60代各4人、10代と70代各3人、50代2人、20代と80歳以上各1人。経路別は、不明11人、家族10人、施設6人、知人1人。
別府市以外の市町等の感染者数は、大分市184人、中津52人、日田市34人、宇佐市17人、佐伯市14人、国東市と由布市各12人、豊後大野市と県外各8人、臼杵市6人、日出町4人、杵築市、豊後高田市、玖珠町各3人、竹田市2人、九重町1人だった。
県は11日からの3連休を「3連休はステイホーム~子どもたちを守るために~」として、人混みを避ける、部活動の休止、幼稚園・保育園の登園自粛、事業者は子育て中の保護者に配慮ーに加え、基本的な感染予防対策の徹底を引き続き行うことを求めており、「まん延防止等重点措置」を20日で終わらせるために、県民へ協力を呼びかけている。