初めての国際大会で金メダル

初めての国際大会で自由形400㍍で金メダル、
100㍍で銀メダルを獲得した財津さん

 別府市にあるわかあゆスイミングスクールで練習を積んでいる、財津瑞希さん(17)=県立盲学校高等部2年=が昨年12月にバーレーンで開催された「アジアユースパラ大会」の水泳・自由形400㍍で金メダル、100㍍で銀メダルを獲得する活躍をした。
 視覚障がいの中で最も軽度のS13クラスに出場。初めての国際大会出場で、前日に体調を壊して万全の状態ではなかったが、「最後まで諦めない心で頑張った」と話す。400㍍では、5分12秒30で優勝。「自己ベスト(4分58秒)に届かず、記録は納得いくものではなかったけど、優勝できたことはうれしい」と笑顔をみせる。
 健康づくりのために小学4年生の時に水泳をはじめ、「もっとタイムを伸ばしたい」と中学3年の時からわかあゆスイミングスクールに通い始めた。「練習で記録が出るとうれしい。水泳を続けていてよかったと思う」と話す。
 3月に静岡で開催されるパラ水泳春季記録会に出場予定で「今度は自己ベストを出したい」と練習に励んでいる。