民生委員児童委員の清岡孝子さん

民生委員児童委員として活動を続けている
西岡さん(中央)に厚労大臣表彰が伝達された

 別府市西地区で民生委員児童委員を務める清岡孝子さん(73)が、令和3年度社会福祉功労者に対する厚生労働大臣表彰を受け、4日午前11時、別府市役所で伝達式が行われた。
 清岡さんは平成7年に民生委員児童委員に委嘱され、西地区の朝見2丁目を担当。平成22年からは西地区の民生委員児童委員協議会の地区会長となり、令和元年から別府市民生委員児童委員協議会の副会長として活躍している。
 長野恭紘別府市長が表彰状を手渡して「民生委員の仕事は本当に多岐にわたり、問題が重層的にかかわっていてコロナもあり、大変だと思います。清岡さんの功績が多くの人に認められ、表彰となったと思っています。これからも、できる限り長く地域のためにご支援をいただきたい」とあいさつ。
 清岡さんは「はじめは何も分からずなりましたが、地域の人とかかわり、自分の出来る範囲で声をかけをし、皆さんが普通の生活が出来るように頑張ってきました。そのためには、まずは自分が笑顔でいることを心がけました。やってみると、とても奥が深い。まわりに助けられて、自分自身も成長できたと思います。このような表彰をいただけるとは思っていなかったので、みんなに感謝です。民生委員は75歳が定年ですが、自分が出来る範囲のことをこれからもしていきたい」と話した。