大分銀行(後藤富一郎頭取)は別府北浜支店と別府南支店を移転統合することになり、5日、新店舗を建設する別府市末広町の現地で起工式を行った。同行は効率的な店舗の構築を目的に今年度中に約2割の店舗を削減する方針。
別府南支店は今年1月に別府北浜支店(北浜2丁目)に統合され仮店舗として営業している。今秋、別府北浜支店兼別府南支店の店舗が完成する。店舗内店舗方式で、複数の店舗を一つの店舗内で営業する。取引店名、店番号、口座番号の変更はなく、キャッシュカードなども引き続き利用できる。
新店舗は敷地1530平方メートル、鉄骨2階建て、延べ床面積709・45平方メートル。
起工式は朝見神社の神官のもと、施主の武島正幸大銀専務取締役が苅初の儀、設計の小野晶紀大有設計社長が穿初の儀、元請の後藤憲志後藤工務店社長が斎鋤の儀、元請の北村秀敏三光建設社長が杭打の儀を行った。
玉串を捧げた後、武島大銀専務が「新店舗は明るく開放的なロビー、相談ブースを広く取り、太陽光発電を設置、県産材を多く使い、地元の皆様がご来店しやすい工夫をしております」とあいさつした。