オリックスホテル&リゾート(株)が運営する、「別府温泉杉乃井ホテル」の新しい総支配人に鞍馬達也氏(61)が就任した。
鞍馬総支配人は、山口県下関市出身で、専修大学商学部卒業後、下関条約締結の会場にもなった老舗の「下関春帆楼」でフロントや営業、婚礼を担当し、副店長まで務めた。その後、山梨県の石和温泉のホテルで総支配人、2002年から春帆楼の店長。2004年に春帆楼の株式を現在のオリックス不動産が取得。2015年からオリックスグループの「函館・湯の川温泉ホテル万惣」、「黒部・宇奈月温泉やまのは」の総支配人をそれぞれ務めた。施設のリニューアルやリブランディング等に携わってきた。
鞍馬総支配人は「杉乃井ホテルは、プールや温泉など様々なアミューズを有する九州有数のホテル。オリックスホテル&リゾートの中では、最大規模の施設。大きな責任を感じています。地域とともに発展していくことが私の責務。来館するすべてのお客様、従業員、取引業者のすべてがハッピーとなるような運営を心掛けていきたい」と話した。
杉乃井ホテルは現在、大規模リニューアル中で、2025年の全館リニューアルに向けて、工事を進めている。