別府市の実相寺相撲クラブ所属の後藤なぎささん(14)=鶴見台中3年生=が13日午後4時45分、第10回国際女子相撲選抜堺大会(4月10日、大阪府堺市)で女子重量級で3位入賞を果たし、長野恭紘別府市長に報告した。
後藤さんは小学6年生の時に相撲をはじめ、その年に「第1回わんぱく相撲女子全国大会」に出場、4位となった。今回の大会は、女子重量級には日本全国から145人が出場した。小学生から一般まで年齢に関係がなく試合を行うため、中学生が勝ち進むのは難しいという。
後藤さん、末宗公明代表兼監督、井上直樹コーチ、神淳祐鶴見台中学校長らが出席。末宗監督は「本人が真剣に取り組んで、努力をした甲斐がありました。準決勝では大学4年生と対戦し、誰もが勝つとは思っていなかった中で、立ち上がりから押し出して勝利しました。本人も自信がついたと思うし、我々にとっても名誉なこと」と報告。
長野市長は「これから追われる立場になってキツイとは思いますが、これからも活躍を期待しています。皆さんが頑張っている姿は明るい雰囲気になる。楽しんで続けてもらいたい」と労った。
後藤さんは「2回戦負けになると思っていましたが、3位入賞できて、うれしいです。次の大会では優勝したい」と力強く決意表明をした。
次は、30日に兵庫県姫路市で開催される女子相撲大会へ出場を予定している。