ひとまもり・まちまもり支援事業説明会

協議会活動の支援への交付金の申請などについて説明があった

 別府市は、令和4年度の「ひとまもり・まちまもり支援事業」説明会をこのほど、市役所で行った。
 別府市は、地域の自治機能の維持を目的に、複数の町(自治会)が協働して地域課題の解決を目指す中規模多機能自治の構築を進め、市内を7つの自治区に分けて、複数の町と関係団体など地域内の多様な主体が連携して構成する「ひとまもり・まちまもり協議会」の設置とその活動を支援している。平成30年度から取り組みを進め、現在は7つ全ての自治区で協議会が立ち上がり、コロナ禍でも工夫を凝らして活動を続けている。
 協議会の活動を支援するため、財政的支援(支援補助金の交付)、人的支援(担当職員の配置や地域応援隊の派遣)、拠点支援を行っている。
 今回の説明会は、経済的支援を行うための事業支援補助金の交付について。対象となる事業は、地域の安心・安全を守るものや子ども・住民の生きがい、やりがい創出、成長を促す「ひとまもり事業」と歴史・伝統・文化・産業などを磨き、継承したり地域資源を生かした事業、美しいまちづくりする「まちまもり事業」。
 交付金は、均等割、人口割、地域人材(将来を見据えた運営や組織強化の取り組み)、共生社会(デジタル化対応)で計算し、基本額を算出している。事務局の自治連携課から、年度当初に事業計画を策定し、収支予算書を作成して申請するなどの手続きについて説明をした。